« 2009年3月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年4月

2009年4月21日 (火)

ジャンヌ・ダルク胸像秘話(後編)

さて、続きです。

舞台「偽伝、ジャンヌ・ダルク」につかわれた

あのジャンヌ・ダルクの胸像はいかにしてつくられたか。

その後編です。

(前編はこちら→前編

型どりをされるのは

舞台でジャンヌ・ダルクを演じる安川結花。

型どってくれるのは、特殊造形界の若き巨匠、藤原カクセイさん。

前編では、安川がドロドロをかけられるための準備として子坊主になりました。

その続きです。

ついに、安川にドロドロがかけられる・・・

「安川、真白になるの巻」です。

見ているほうが苦しくなるよね。

鼻しか呼吸するところがないんだよ。

しかも笑っちゃいけない!

そして安川は・・・・ミイラ男に!

そして、

ついに完成!

完成するとすぐに壊す作業に。

型どりだからね。

はがされた後からが本当の作業なんだよね。

そして出来上がったのがこれです。

 ↓

Toruso

すてきな胸像ができあがりました。

また、本当に貴重な体験ができました。

本当に

藤原カクセイさん、ありがとうございました。

この貴重な体験も

きっと安川のジャンヌ・ダルクの役作りに生かされたのではないかな。

カクセイさんの工房を後にし電車を待つ間

安川結花に感想を聞きました。

いやあ

舞台もだけど、いい経験になりました。

たくさんの人にささえられて僕らは生きています。

感謝。

藤原カクセイさん、アシスタントの小川さん、ありがとうございました!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月20日 (月)

ジャンヌ・ダルク胸像秘話(前編)

舞台「偽伝、ジャンヌ・ダルク」は、

シンプルな舞台美術をこころがけたのですが、

象徴的な造り物を二点配しました。

ひとつが舞台奥にでんと貼られたフランス地図。

そして、もう一つが劇世界を外部からじいっと見つめるジャンヌ・ダルクの胸像です。

Jeanne01

これですね、これ。

今日は、この胸像がどうやってつくられたかを披露したいと思います。

まず、ご推察のように、

この胸像の顔は芝居でジャンヌ・ダルクを演じた安川結花です。

首から下は、安川・・・ではなく、あり物のマネキンを使用しました。

この胸像を作ってくれたのは

映画「神の左手悪魔の右手」からお世話になっている

特殊造形の藤原カクセイさん。

ダミーヘッドという工房を持っておられます。

実は、舞台「錆びた少女」の機械の腕や脚、ひび割れた頬なども作っていただいています。

最近では、映画「K20」の怪人二十面相のマスクなどを作られています。

若手ですが、腕は確か。

そのうえイケメンという方です(笑)。

今回、ジャンヌ・ダルクの胸像を作りたいと思った時に、

まっさきに相談させていただきました。

で、すぐに藤原カクセイさんの工房で安川結花の顔の型どりをすることになりました。

その様子を動画に納めています。

とりあえず、動画がたくさんあるので

前編後編で送らせていただきます。

今日の記事は、前編。

「安川、子坊主になるの巻」です。

 

まずはじめに、化粧を落としすっぴんになった安川結花。

まるで美容室でヘアカットが始まる前のような準備をします。

↓何が始まるかわからないので、かなりドキドキしていました。

そして、セットが終わると次にするのは・・・坊主カツラ?

型どりのために塗りたくられる石膏から髪を守るために、

↓このような坊主ヘッドになるわけです。

そして、仕上げは

その坊主ヘッドに、後々つけた石膏をはがしやすいように油?のようなものを塗りたくります。

そして、後頭部のほうから白い石膏を張り付けていきます。

仕上がると、ついにドロドロを頭からかける時です!

その様子は次回更新につづく・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月16日 (木)

次へ。

作・演出、松枝佳紀です。

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」全16公演、無事終了いたしました。

W01_2

(↑写真はチーム・ホワイトと僕)

ご来場いただきました皆様ほんとうにありがとうございました。

いつも無理やチャレンジをしようと考えている僕らですが

今回はいつも以上に無理とチャレンジが満載でした。

お客様や出演者・スタッフに

必要以上の労力をかけさせてしまった所は

大変反省しております。

もうしわけありませんでした。

今後、改善の努力を続けて参りたいと思っております。

作品的には、

良い意味でも悪い意味でも「志」が浮き立った作品となりました。

良い意味というところでは、

妥協をしない作品作りのことであり、

悪い意味というところでは、

その志に比べ、志を表現する技術やテクニック、能力の不足が目立ったことです。

しかし、それにもかかわらず

今回公演をご覧にいただいた方々の多くから

「感動した」

との感想をいただいています。

大変うれしく思うとともに、

もっともっと上の作品をご提供できたのにと、悔やむ気持ちも捨てられません。

今後、精進をし、さらなる感動を与えられる作品を作っていきたいと思います。

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

今回作品については

ほんとうに多数の方から、「作風がかわったね」と言われます。

そのようなことを言われるとは一切思っていなかったため、面白く思っています。

昔から僕は「説明台詞」が大好きですし

衣装替えとかしないで役者に複数役をやらせるのも昔からですし

長い台詞で役者を苦しませるのも昔からですし

僕的にはとくに作風を変えようと意識はしていません。

(「今日も、ふつう。」とは違うものにしようとは思っていましたが)

もちろん、

最近凝っていたポール・ハギス流の時間軸をごっちゃにするやり方とかは飽きたのでやっていません。

というよりも、今回、フランスのことですし、ただでさえ感情移入がしづらいプラス、人物名や町の名前などがカタカナで覚えづらいのに、時間軸までごちゃごちゃすると本当にお客さんを置いてきぼりにするなと思ったので、採用しなかったと言うのが本当ですが。

ともあれ、

僕自身は、僕らがやったことの功績と問題点を意外にはっきりと認識しているつもりです。

ですから、良かった点については今後さらに磨くとし、

悪かった点については確実な改善を行えると思っています。

そういう意味では大変有意義な公演でした。

次回公演は

7月23日から26日、新宿タィニイアリスでの本公演を予定しています。

当初は、

ナチスの話をやろうと思っていたのですが、

歴史劇が続いてしまうので、

次回公演は、現代の日常を取り扱った芝居にすることにしました。

芝居の系統としては「今日も、ふつう。」に連なるような作品となる予定です。

ずうっと気になっていた「家族」のことを取り扱おうかなと思っています。

近々、詳細を発表させていただきますのでお待ちいただけると幸いです。

さて、気づけば四月も半ば、

あんなに満開だった桜もどこかに行ってしまいました。

僕らも、前に進まねばなりません。

確実にたくさんのものを拾ってきました。

次へ。

拾ってきたたくさんの奇蹟を次の時代につなぐために。

僕らはやはり妥協をしないチャレンジを続けていこうと思います。

次へ。

7月新宿二丁目で会いましょう。

それでは!

B01

(↑写真はチーム・ブルーと僕)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月14日 (火)

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」千秋楽☆

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

Hijiri008_2

あと残すところ1日、2公演。

ダブルキャストなので、ひとつひとつが千秋楽です。

かみしめて、踏みしめて参りたいと思います。

もうしばらくお付き合いいただけると嬉しいです。

たくさんのご来場ほんとうにありがとうございます。

今回ご来場いただいた皆様のご意見が本当に僕らのためになっています。

愛あるダメ出し、トゲのあるダメ出し、半信半疑で聞くお褒めの言葉、みなさまのご意見が本当にありがたいです。

本日のアンケートに、教会の神父さまのものがありました。

「最初はキリスト教を揶揄するような芝居なのではないかと身構えて行ったのだが、見てみると、とても忠実で誠実な解釈で驚きました」

というもの。

また、この劇のことを教会の説教で取り上げてくださるとのことも書いてありました。なんだか大変うれしかった。

それから、フランス史を専攻している方からのアンケートも。「***のエピソードは知りませんでした。本当なんですか?」とのお言葉も。本当です。今回、偽伝と言いながら、うそは本当に少ないです。

なんでしょうか。

今回、僕の姿勢がカトリック的であったというか、真実に対して開かれていたというか、浅はかな人間の作為を舞台上にあげることをしなかったというか(それは創作の放棄にもつながる危険なことなのですが)、それが表れているのだろうと感じました。

作家としての僕が何かを書くと言うことに集中するのではなくて、ジャンヌ・ダルクの声、15世紀フランスを戦った人たちの声を聞くことに集中したことが、今回の問題点であり、また今回の収穫の原因なのだろうと思っています。

批判の多くが、一人複数役をやる上に、衣装替えもないというところに集中しました。もちろんこれは意図的にやったことで、役者側はわかりやすさのためにいろいろと服を変えたがりますが、それを止めたのは演出の僕です。僕はむしろ観客に混乱してほしかった。たとえばロベール・ド・ボードリクールが、ピエール・コーションに見える時、たとえばアランソン侯ジャン二世がリッシュモン大元帥やヨランド・ダラゴンに見える時、たとえば、シャルル七世がル・バタール・ド・オルレアンに見える時、その時、僕らは15世紀フランスを普遍的な物語へと昇華できるはずだからです。事実に依拠しながら、一つもウソをついていないのに、大きなウソをついているわけで、しかし、そのウソの向こうに、真実を見ることができるのでは・・・と祈ると言うか。そういう思いで、あの一人複数役、衣装替えなしという難しい挑戦をしたのです。

それが意図どおりにできたのかどうかはわかりません。

ほんとうに感じる人によって違うようです。

言ってみれば、リトマス試験紙のような舞台と言うか。

が、やはり千秋楽に向けて、完成度が高まり、安心してみることができるようになったのも事実です。最初はどうなるかと思いましたよ(^^;

なのでよかったらぜひ見に来てください。

面白いとは断言しません。

というか、劇になにを求めるかですよね。

僕らは今回、エンターテイメントを目指したのではなく、本当にランスを目指したのだと思います。その役者や演出家、作家のチャレンジを面白いと思えるかどうかじゃないのかなと思ったり思わなかったりです。

ちなみに、次回7月公演はエンターテイメントを目指しますよ(笑)

ところで、千秋楽につき、配役をね、発表してみようかな。

今回、いろいろな考えから配役なんて一切発表しなかったのですが。
(役者名、配役名の順で。ダブル・キャストの役者名はチーム・ホワイト、チーム・ブルーの順番で)

■安川結花
・ジャンヌ・ダルク

■若宮 亮/青木ナナ
・アランソン侯ジャン二世
・リッシュモン大元帥
・パリ大学学生ジャン(架空の人物)
・ヨランド・ダラゴン
・ジャンヌの兄ジャックマン
・ヘンリー5世(本番ではカットされたシーン)
・ベッドフォード侯ジョン・オブ・ランカスター
・神の声

■乃木太郎/竹内勇人
・王太子シャルルのちシャルル七世
・デュラン・ラクサール(ジャンヌのおじさん)
・ル・バタール・ド・オルレアン
・ヘンリー5世の秘書トレサール
・神の声

■峯尾 晶/斉藤新平
・ジル・ド・レ
・ジャンヌの兄ピエール
・元パリ代官シャテル(カボシュの乱の首謀者)
・ヨランドの密偵ジャン(架空の人物)
・神の声

■加藤沙織/白木あゆみ
・シャルル王太子の妃マリー
・ジャンヌ・ダルクの親友オービエット
・娼婦ジャンヌ(架空の人物)
・神の声

■花音/井川千尋
・ジャンヌ・ダルクの親友マンジェット
・ヘンリー5世の妻キャサリン(本番ではカットされたシーン)
・ピエール・コーションの母
・神の声

■菅野貴夫
・ピエール・コーション
・ラ・トレムイユ
・ロベール・ド・ボードリクール
・ラ・イール
・神の声

■ナカヤマミチコ
・神の声
・ジル・ド・レの母

今回の芝居は上のことを知っていれば知っている人の物語の見え方があり、知らない人には知らない人の見え方があるはずです。それを意識しました。ので、別に知らないでいい情報です。が、何回も見られている方は、上の情報を参照しながらみても面白いかも。

さてさてとりあえずあと2回です。

この作品は再演したいと思っていますが、今の青々しい芝居は今しか見れません。ぜひ今この時に見にいらしてください。

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

池袋シアターグリーンでやっています。
(以下の時間は開演時間です。ブルー、ホワイトはキャストの違いです。内容に違いはありませんが、印象はかなり違うように思います。)

4/14
16:00ホワイト
19:00ブルー

それからご観劇後はよろしければアンケートにご意見ご感想をご記入ください。コリッチへの書き込みなどもよろしくお願いします。では池袋で会いましょう!

CoRichへの書き込みは次をクリック。
(PCから)http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146
(携帯から)http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_main_id=9146

Hijiri001_2

写真はチラシ写真の別バージョンです。撮影と色処理を僕自身が行いました。いつもうちのチラシを撮影してくれている岩切さんや、恩師金子修介監督にもお褒めいただきました。どうでしょうか?なかなかすごくない(笑)?

-------

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

2009年4月7日~4月14日

池袋シアターグリーン・BASEシアター

詳細情報はこちら
 ↓
http://www.alotf.com/
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146

学生特割はじめました。
--------
◎学生特割(受付で学生証提示)
前売1,000円
(現役中学生・高校生に限ります)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年4月13日 (月)

美しき狂気

この絵を見てください。

Hundred_years_war

百年戦争と言われる時期のフランスです。

僕らがいまやっている舞台

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」の頃は

1429年あたりですが

1429

この図を見ると

1429年のフランスの絶望的状況が直観的に把握できると思います。

灰色部分がイングランドの支配下、濃い灰色がイングランドと同盟を結んでいるブルゴーニュ侯の所領です。

暗雲立ち込め、もはやオルレアンが奪われれば、フランスは終わるという状況にあったことがお分かりでしょう。

こういう時代に、現れたのがジャンヌ・ダルクなのです。

そして、

1429-1431年

ジャンヌ・ダルクの活躍を示すのが次の図です。

1431

もはやこの図を僕は涙なしでは見れません。

異常でしょう?

フランスの黄色がニューっと右上の赤い点

ランスまで伸びています。

これが、ジャンヌ・ダルクの「意志」なのです。

オルレアンの勝利後

フランス国王軍の将軍たちの多くが

勢いに乗じてイングランドの本拠地であるノルマンディーを攻めようとしていた時に、ひとりジャンヌ・ダルクが強硬にそれに反対し、ランス行きを主張した結果、このランスまでの黄色いニューっとした触手が伸びたのです。

おかしいでしょ。

このニューっと伸びた黄色い触手。

不自然です。

強引です。

どんだけランスに行きたかったのか。

なんの条件もそろってないのにただひたすらに恋するように苛烈に激しく狂おしくランスを目指したのです。

僕はそのジャンヌ・ダルクの思いと行動に、本当の奇蹟を見ます。

僕は、このジャンヌ・ダルクの苛烈さと狂気を舞台で表現したいと思いました。

できていますでしょうか?

2回も見に来ていただいた金子修介監督には安川結花はジャンヌ・ダルクそのものだねと言っていただきました。

多くの皆様にもそう思っていただけると嬉しいです。

さて、

ついに昨日で怒涛の1日3回公演も終わり

あと残すところ2日。

チーム・ホワイト、チーム・ブルー

各2公演を残すのみとなってしまいました。

ようやく来ました。

そして、賛否両論ありながらも

完成度を高めてまいりました。

ぜひとも、見に来てください。

僕らの戦いを見ていただきたいです。

苛烈で狂おしくランスを目指す僕らの戦いを。

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

お時間あればぜひ池袋まで足をお運びください!!

一緒に戦いましょう。

池袋シアターグリーンでやっています。
(以下の時間は開演時間です。ブルー、ホワイトはキャストの違いです。内容に違いはありませんが、印象はかなり違うように思います。)

4/13
16:00ブルー
19:00ホワイト

4/14
16:00ホワイト
19:00ブルー

それからご観劇後はよろしければアンケートにご意見ご感想をご記入ください。コリッチへの書き込みなどもよろしくお願いします。では池袋で会いましょう!

CoRichへの書き込みは次をクリック。
(PCから)http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146
(携帯から)http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_main_id=9146

-------

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

2009年4月7日~4月14日

池袋シアターグリーン・BASEシアター

詳細情報はこちら
 ↓
http://www.alotf.com/
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146

学生特割はじめました。
--------
◎学生特割(受付で学生証提示)
前売1,000円
(現役中学生・高校生に限ります)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月10日 (金)

ほぼ折れかけた心が☆

昨日の昼公演が終わった時点で、イチロー風に言うと「ほぼ折れかけた心がさらに折れて」いました。

自分たちの作ってきた芝居に対する信頼の灯が消えかけていました。

誰も稽古場でできたことを舞台でできていないし、ということは、もともと僕の作ってきたのはこんなもんなんでは・・・それに気付いていないおまえは引退せよと自分に言いたい心持満載でした。

が、昨日、ついに打ちましたイチローが。

いや、チーム・ホワイトが。

かなり大きなあたりで、僕は座席で見ながら鳥肌がたってしまいました。

(もちろん、冷静になれば、もっと上は行けると思いましたが)

よかった。

うちらのやっている芝居、やっぱり悪くないんだよ。

渋谷飛鳥ちゃんと、その可憐なお母様が来られていて、お褒めの言葉をいただきました。もちろん、飛鳥ちゃんは本音を言える素敵女子なので、ダメ出しもいただきましたが(笑)

ということで、まだ12公演もあります。

4月14日まで池袋でやっています。

ぜひ見に来てください。

ちなみにチーム・ブルーはまだ初日を出していないので、今日あたり、スカッとかっ飛ばしてくれるとうれしいな。(稽古場ではほんとうにおもしろかったんだよね。なぜお前ら本番で力を発揮しない?)

ああ、本音ブログになってしまった。

ところで、アロッタではいつも物販が充実しているはずなのですが、今回はこじんまり・・・と思いきや、キャスト写真集なるものを発売しているのをご存じですか?

これ、コリッチ記入特典でプレゼントしている生写真のデータです。

なんと235種類もあります。

こんなやつです。

 ↓

安川結花

Yuka01

菅野貴夫

Takao01

井川千尋

Chihiro01

若宮亮

Ryo01

とりあえず235枚中4枚を紹介してみました。

特典写真をチーム・ホワイト、チーム・ブルーでお渡しする予定で、種類は2種類でとどまる予定だったのですが、なんと一枚も同じのがないぐらいの勢いで撮影してしまいました。

それぞれ個性的なロケーション、シチュエーションになっています。

エロいのもあれば、おバカなのもありで、楽しんでもらえると思います。

今回、芝居をご覧になられて、気に入った役者がおられましたら、ご購入してみてください。ちなみに謎の美女、花音さんの写真だけは含まれておりません。花音さんの美しさは劇場でのみ、見ることができます(笑)

そんなわけで、

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

今日もがんばります。

お時間あればぜひ池袋まで足をお運びください!!

池袋シアターグリーンでやっています。
(以下の時間は開演時間です。ブルー、ホワイトはキャストの違いです。内容に違いはありませんが、印象はかなり違うように思います。)

4/10
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/11
13:30ホワイト
16:30ブルー
19:30ホワイト

4/12
13:30ブルー
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/13
16:00ブルー
19:00ホワイト

4/14
16:00ホワイト
19:00ブルー

それからご観劇後はよろしければアンケートにご意見ご感想をご記入ください。コリッチへの書き込みなどもよろしくお願いします。初日に来ていただいた、らいむすとーんさんには早速感想をいただきました。ありがとうございます。励みになります。がんばります。では池袋で会いましょう!

CoRichへの書き込みは次をクリック。
(PCから)http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146
(携帯から)http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_main_id=9146

-------

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

2009年4月7日~4月14日

池袋シアターグリーン・BASEシアター

詳細情報はこちら
 ↓
http://www.alotf.com/
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146

学生特割はじめました。
--------
◎学生特割(受付で学生証提示)
前売1,000円
(現役中学生・高校生に限ります)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 9日 (木)

史実と真実

おはようございます。

作・演出、マツガエです。

昨日、チーム・ブルーの初日が明けました。

たくさんの失敗とたくさんの収穫がありました。

今日からは、怒涛の14公演。

昨日の失敗を今日の糧にし、

さらに研ぎ澄まされたものを提供したいと思っています。

今回「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

いろいろな人に言われるのですが

史実部分が意外に多いとの印象らしいです。

それはその通りで

実際、僕のした仕事は編集に近いのかなと思っています。

15世紀フランスの表と裏を撮影した膨大な量の記録映像があるとして、僕はそれを全部見て、それを1時間半に再編集したという…そういう作業に近いのかなと思っています。

「偽伝」とは言いながら、僕の基本姿勢は、わかる範囲で嘘はあまりつかないということでした。

編集上必要なウソと自分が認定したものだけはウソをつきました。

たとえば、ジル・ド・レは叔父のラ・トレムイユに引き取られたわけではありません。実際はお爺さんのところに引き取られ、そののち叔父のラ・トレムイユのところに行くようになるわけです。が、ジルのおじいさんは本当にゴウツク爺でラ・トレムイユにそっくり(僕の印象ですが)なので、僕は簡単化のため、おじいちゃんをすっとばし、ジルはラ・トレムイユに引き取られたとしています。許されるウソ、あるいは必要なウソであろうと思っています。むしろこのウソによって、ジルのトラウマが明確になるのだろうということです。

ピエール・コーションについては、資料がすくなく苦労をしたのですが、いくつかの断片的な情報を意外なところから手に入れたので、それをつなぐ形で人物を作り上げました。とくに彼は処刑裁判によってジャンヌ・ダルクを断罪した張本人であるので、右と左の意見に隔たりがあり、まるで二重人格であるかのようにとらえられます。が、心を澄ませてみてみると、浮かび上がってきた人物像と言うのが、今回描いたピエール・コーションです。今度じっくりピエール・コーション物語を書いてみたいほど、興味深い人物です。彼が若き日に、カボシュの乱の策謀に加わっていたのが、彼の人物像を作るにあたって重要な部分となっています。また彼がランスに生まれ育ったということも大きいです。教会分裂やジャン・ジェルソンの話なども彼の人生を考える上で非常に役に立っています。

今回、そういう意味では、フランス史を専門にされている方にも見ていただけるような確固たる史実に基づいていると胸を張って言えます。

とはいうものの、歴史を知らない人にも楽しんでもらえるはずです。

これは編集の力であるとともに、少人数で演技していることのメリットですが、要は人間関係だということです。

ホワイトの初日に来てくれた丹野監督には、「フランス史的な部分についてはちんぷんかんぷんだったけど、ストーリーは面白く見れた」と言っていただけました。むしろ「フランス史的な説明はいらないんじゃない?知らなくてもわかるし」いわく「仁義なき戦いだね」。結局、膨大な資料の中から僕が抜き出したのは、ある一つの普遍的な物語であり、それはブルゴーニュとかブルターニュとかシャルルとかジルとかジャンとかジャンヌとかそんな細かいことはどうでもよく、抽象化された人間関係、あるいは人間こそが僕の描きたいものであり、つまり、名前をゼロにしてもかまわないということだなとあらためて思いました。

これ実は「ルドンの黙示」のときにもぼんやりと思っていたことです。役者の肉体の一貫性を信じられるならば、名前はどうでもいい。マリアでもマレアでもなんでもいい。むしろ紛らわしい名前であればあるほど、肉体の一貫性を信じなければいけなくなり、そこに芝居を研ぎ澄ます契機がある。ということです。

言葉にとらわれる人は、たぶん、今回の「偽伝、ジャンヌ・ダルク」のスピードに追い付けずに、頭脳がオーバーヒートしてしまうでしょう。ですが、役者と言う肉体を追う者は、きちんとラストまで付いてこられるはずです。そしてそれにはかなり成功しており、アンケートにはわかりやすいという言葉が乱舞していました。こんなにも他人の国、他人の歴史に忠実なのにです。僕のたくらみの一つは成功しているといえるでしょう。

ぜひとも、そういう観点からも、この芝居をご覧いただけるとうれしいです。

本日入れて、まだ14公演あります。
ぜひ。

池袋シアターグリーンでやっています。
(以下の時間は開演時間です。ブルー、ホワイトはキャストの違いです。内容に違いはありませんが、印象はかなり違うように思います。)

4/9
16:30ブルー
19:30ホワイト

4/10
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/11
13:30ホワイト
16:30ブルー
19:30ホワイト

4/12
13:30ブルー
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/13
16:00ブルー
19:00ホワイト

4/14
16:00ホワイト
19:00ブルー

それからご観劇後はよろしければアンケートにご意見ご感想をご記入ください。コリッチへの書き込みなどもよろしくお願いします。初日に来ていただいた、らいむすとーんさんには早速感想をいただきました。ありがとうございます。励みになります。がんばります。では池袋で会いましょう!

CoRichへの書き込みは次をクリック。
(PCから)http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146
(携帯から)http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_main_id=9146

-------

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

2009年4月7日~4月14日

池袋シアターグリーン・BASEシアター

詳細情報はこちら
 ↓
http://www.alotf.com/
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146

学生特割はじめました。
--------
◎学生特割(受付で学生証提示)
前売1,000円
(現役中学生・高校生に限ります)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 8日 (水)

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」ホワイト初日☆

作・演出のマツガエです。

昨夜は、「偽伝、ジャンヌ・ダルク」の初日でした。

ご来場いただいた皆様ほんとうにありがとうございました。

この不況の時期に、わざわざご来場いただけることがどんなにありがたいことか身にしみております。

ありがとうございます。

とりあえず、本番中ですが、まだまだ上がっていきます。

ぜひとも見ていただきたい。

とくにチーム・ホワイトとチーム・ブルー、両方見ていただけるとうれしいです。

両方見たいが、でもお金のない人、松枝までご相談ください。

妥協案を探りましょう(笑)。

いや、まじで。

(このブログにコメントください。公開はしません。後悔もさせません(^^;)

そんぐらい、両チームみていただきたいです。

両チーム、台本が違うわけではありません。

なのに両方見ていただきたいというには理由があります。

今回、演出的に、一番注意したことなのですが

「役者個人の本当を引き出す」

これをやると、役者個人個人で背負う人生も哲学も肉体も違うので、芝居も違ってくるわけです。

形成される衝動も違ってくる。

するとセリフさえ違ってくる。

演出家としての僕のひらめきも、目の前にする肉体が変われば変わってくる(いつもコロコロ意見を変える僕にはぴったりの現場でした(^^;)。

まだまだ役者も演出家も発展途上なので、完成形と言うわけではないですが、今回の稽古場は、そういう意味でエキサイティングな場でした。

ある意味、二通りの演出をするのですが、それが足を引っ張り合うのではなくて、相乗効果を生む現場にいることができたので。

そういう意味では、「偽伝、ジャンヌ・ダルク」の面白さのひとつには、確実にダブルキャストの面白さというものが入っている。

だから、時間の余裕のある方にはぜひとも両方を見ていただきたいのです。

昔、野田さんと蜷川さんが「パンドラの鐘」をほぼ同時期に、渋谷と三軒茶屋で公演しましたが、あれです。

それプラス、今回面白いのは、その両バージョンの演出家が一人で、かつ、安川菅野ナカヤマの三人はシングルキャストと言うこと。とくに安川については、ダブルキャストに対応できるように、本質の本質をつくることを稽古時点でかなり重視しました。つまり話しかけてくる肉体が違えば反応も違うはずで、同時期にダブルキャストと芝居をするには、段取りではなく、ある本質に到達することが重要なのだと。

それができたのかは分かりません。

まだ僕らは渦中にいますので。

ですが、そこを目指して努力をしてきたのは事実です。

なので、両バージョン見ていただける方には見ていただきたい。

そして、その僕らの試みを判断してもらいたい。

そういう思いがあります。

ということで、まだまだお席はあります。

夕方公演のあとすぐ夜公演を見ることができます。

同日連続の二公演にかんしてはかならずチーム・ホワイトとチーム・ブルーの両方を見ることができるように、公演スケジュールは組まれております。

また上演時間は、両バージョンたてつづけにみても、お客様が疲れないように、1時間半から1時間40分の間に収まるように作られております。

いつものアロッタなら2時間半ということですが、内容的な濃さは変わらないようにしながら、これを1時間半で上演しております。

ぜひとも、両バージョンに足をお運びください。

もちろん、両バージョン見なきゃいけないというわけでもないです。

当然1つ1つで審判を受ける覚悟のある作品です。

ま、なにはともあれ、見にきてちょうだい。そういうことですね。

池袋シアターグリーンでやっています!

ダブルキャストの日程はつぎのようになっています。
(時間は開演時間です)

4/8
19:30ブルー

4/9
16:30ブルー
19:30ホワイト

4/10
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/11
13:30ホワイト
16:30ブルー
19:30ホワイト

4/12
13:30ブルー
16:30ホワイト
19:30ブルー

4/13
16:00ブルー
19:00ホワイト

4/14
16:00ホワイト
19:00ブルー

それからご観劇後はよろしければアンケートにご意見ご感想をご記入ください。コリッチへの書き込みなどもよろしくお願いします。初日に来ていただいた、らいむすとーんさんには早速感想をいただきました。ありがとうございます。励みになります。がんばります。では池袋で会いましょう!

CoRichへの書き込みは次をクリック。
(PCから)http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146
(携帯から)http://www.corich.jp/m/s/stage_detail.php?stage_main_id=9146

Jeanne0407

-------

「偽伝、ジャンヌ・ダルク」

2009年4月7日~4月14日

池袋シアターグリーン・BASEシアター

詳細情報はこちら
 ↓
http://www.alotf.com/
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_main_id=9146

学生特割はじめました。
--------
◎学生特割(受付で学生証提示)
前売1,000円
(現役中学生・高校生に限ります)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年6月 »